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みりんの代用は何でできる?日本酒や砂糖でのコツ解説

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みりんを使うレシピを見てから、家にみりんがないと気づくと、少しあせってしまいますよね。ですが、みりんの代用は、身近な調味料を組み合わせれば、ある程度まで近づけることができます。たとえば日本酒や料理酒、砂糖やはちみつ、砂糖だけで何とかできないかなど、いろいろ気になる方も多いはずです。めんつゆで代用できると聞いたことがあっても、本当に大丈夫なのか心配になることもあります。

この記事では、みりんの代用の基本の考え方から、日本酒や料理酒と砂糖の組み合わせ、はちみつを使う方法、めんつゆを使うときの注意点まで、やわらかい言葉で分かりやすくまとめます。読み終わるころには、家にある調味料でどう工夫すればよいか、イメージしやすくなるはずです。

この記事でわかること
  • みりんの代用に必要な甘味とアルコールのことが分かる
  • 日本酒や料理酒と砂糖・はちみつの基本の割合が分かる
  • めんつゆや白だしを使うときの注意点が分かる
  • 砂糖だけしかないときの考え方と工夫が分かる

みりんの基本と代用

  • 日本酒と砂糖で代用
  • 料理酒で代用
  • 砂糖だけで代用
  • はちみつで代用
  • 白ワインなど他の酒で代用

日本酒と砂糖で代用

みりんは「甘味」と「アルコール」をあわせ持つ調味料です。本みりんは、メーカーの情報によるとアルコール度数が約14%あり、ブドウ糖やオリゴ糖など、いくつかの種類の糖が含まれているとされています。

この性質に近づけるために、家でよく使われるのが日本酒と砂糖の組み合わせです。日本酒がアルコールの役目を持ち、砂糖が甘味を担当します。みりん大さじ1を代用したいときは、次の量がよく使われる目安です。

日本酒大さじ1

砂糖小さじ1

砂糖はよく溶かしてから鍋に入れると、味がムラになりにくくなります。照り焼きや煮物のように、煮たり焼いたりして火をしっかり入れる料理であれば、見た目や食感の違いはあまり気にならないことが多いです。

ただ、本みりんのようなふかい甘さや香りまで、すべて同じにはなりません。食べ比べをすると、後味や香りが少し違うと感じることもあります。それでも、日常のごはんのおかずとしては、十分に満足しやすい代用方法と考えられています。

日本酒自体にやや甘味があるタイプを使うときは、砂糖を少し減らすとバランスがとりやすくなります。最初は砂糖を気持ち少なめに入れて、味見をしながら足していくと、好みの甘さに近づけやすいです。

料理酒で代用

日本酒が家にないときに頼りになるのが料理酒です。料理酒もアルコールを含むので、みりんの代用として考え方は日本酒とほぼ同じです。

ただ、一般的な料理酒には塩分が入っているものが多く、そのまま日本酒と同じ感覚で使うと、仕上がりがしょっぱくなりがちです。まずは、みりん大さじ1を代用する目安として、次のくらいから試してみるとよいです。

料理酒大さじ1

砂糖小さじ1

このとき、レシピに書かれているしょうゆや塩は、最初から全量入れず、少なめからスタートするのがおすすめです。例えば、しょうゆの量を最初は半分だけ入れて一度味見し、まだ足りないと感じたときに少しずつ追加していくと、味が濃くなりすぎる失敗を減らせます。

最近は、塩分無添加の料理酒も販売されています。このタイプなら、日本酒とほぼ同じように扱いやすくなります。商品ラベルに「食塩無添加」といった記載があるかを確認しながら選ぶと、みりんの代用として使うときも安心感が高まります。

砂糖だけで代用

家に日本酒も料理酒もないとき、砂糖だけで何とかしたい場面もあります。甘さを足すという意味では、砂糖だけでも代用はできますが、みりんの持つアルコールの働きまではカバーできないことを知っておくと、期待しすぎずにすみます。

本みりんのアルコールには、次のような働きがあると紹介されることが多いです。

  • 肉や魚の臭みをやわらげる
  • 煮崩れをおさえ、形を保ちやすくする
  • 味を素材の中までしみ込ませやすくする

砂糖だけで代用すると、こうした部分はあまり期待できません。魚の煮付けなどで砂糖だけを使う場合は、

  • しっかり下処理をして湯通しする
  • しょうがやねぎなどの香味野菜を多めに使う
  • だしをいつもより少し濃いめにとる

といった工夫を加えると、仕上がりを整えやすくなります。

また、砂糖はショ糖が中心で、ストレートな甘さを感じやすいのも特徴です。同じスプーンの量でも、本みりんより甘く感じることがあります。みりん大さじ1の代わりに、いきなり砂糖大さじ1を入れてしまうと、甘くなりすぎてしまうかもしれません。

最初は砂糖小さじ1くらいから加え、味見をしながら少しずつ足していく

そうすると食材の味を活かしつつ、ちょうどよい甘さに調整しやすくなります。砂糖だけの代用は「とりあえず甘さを足すための方法」と考え、余裕があれば他の調味料との組み合わせも検討してみてください。

はちみつで代用

はちみつは、砂糖に比べてコクのある甘さが特徴の甘味料です。はちみつにはブドウ糖や果糖などが含まれているとされていて、本みりんにふくまれる糖の一部と近い性質を持つと紹介されることがあります。

そのため、日本酒や料理酒と合わせて使うと、みりんの代用としてより近い雰囲気にしやすくなります。みりん大さじ1を目安にするなら、次のような組み合わせが分かりやすいです。

日本酒または料理酒大さじ1

はちみつ小さじ1/2強

砂糖より甘味が強いので、量は少なめにしておきます。実際に煮詰めると、はちみつのおかげで照りが出やすく、照り焼きや煮物の見た目がつややかに仕上がりやすくなります。

ただ、はちみつを使うときには、いくつか気をつけたい点があります。

一つは、香りの強さです。種類によって風味がだいぶ違うため、クセのあるものをたくさん入れると、料理全体がはちみつっぽい味になってしまうことがあります。最初はクセの弱いはちみつを少量使い、味見をしながら調整すると安心です。

もう一つは、乳児への使用です。厚生労働省などの案内によると、はちみつにはボツリヌス菌が含まれる可能性があり、加熱しても完全にはなくならないとされています。そのため、1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを使った料理は与えないように注意喚起されています。家族に乳児がいる場合は、その点を意識してメニューを考えることが大切です。

こうした点をふまえると、はちみつを使ったみりんの代用は、大人向けの料理や、乳児が食べないメニューに向いていると言えます。

白ワインなど他の酒で代用

日本酒や料理酒もないとき、白ワインがあれば、みりんの代用に使えることがあります。白ワインもアルコールと甘味、酸味を持っているので、日本酒と同じように砂糖やはちみつと組み合わせて使うイメージです。

みりん大さじ1分の代用としては、たとえば次のような組み合わせが目安になります。

白ワイン大さじ1

砂糖小さじ1、またははちみつ小さじ1/2強

ただし、白ワインは種類によって味がかなり違います。甘口のもの、酸味の強いもの、香りの個性的なものなどさまざまです。和食に使うときは、香りと酸味がおだやかな辛口寄りの白ワインのほうが、料理になじみやすくなります。

また、アルコール度数も商品によって変わりますが、本みりんに近い14%前後のものを選ぶと、調理中の変化のしかたも近づけやすいとされています。どの場合でも、アルコールを使う以上、子どもやお酒が苦手な人が食べるときは、しっかり加熱してアルコールを飛ばすことが大切です。

白ワインは、もともと洋風の料理に使われるお酒なので、バターやハーブを使った料理、和洋ミックスのメニューなどでは、とくになじみやすくなります。和食にかぎらず、少し洋風の香りを足したいときの、みりんの代用として覚えておくと便利です。

料理別に見るみりん代用のコツ

  • 煮物で日本酒と料理酒を使う
  • 照り焼きに最適なめんつゆ代用
  • 白だしやめんつゆでの注意点
  • スイーツで砂糖とみりんを併用
  • みりんの代用を上手に使い分ける

煮物で日本酒と料理酒を使う

煮物は、みりんの力が分かりやすく出る料理の一つです。みりんを入れることで、やさしい甘さがつき、具材に味がしみ込みやすくなるとされています。魚や肉の臭みをおさえ、煮崩れもしにくくなると言われています。

みりんの代用で煮物を作るときは、まず「お酒」と「甘味」をきちんと用意することがポイントです。例えば、ぶり大根や肉じゃがのレシピで、みりん大さじ2と書いてある場合、次のように置きかえることができます。

  • 日本酒大さじ2+砂糖小さじ2
  • 料理酒大さじ2+砂糖小さじ2(しょうゆ・塩は少し控えめに)

煮物は時間をかけて煮ることが多いので、日本酒や料理酒のアルコールは煮ているうちに自然と飛んでいきます。その間に、臭みをやわらげたり、味を中までしみ込ませたりする働きが期待できます。

もし砂糖だけで代用する場合は、アルコールによる効果がない分、下ごしらえを丁寧にすると差を埋めやすくなります。具体的には、

  • 魚や肉は、さっと熱湯をかけてから煮る
  • しょうがや長ねぎなどの香味野菜をいつもより多めに入れる
  • だしをしっかりとる

といった工夫です。

また、煮物は一度火を止めて冷ますと、その間にさらに味がしみ込むと言われています。みりんの代用で作った煮物でも、この一手間を加えることで、味わいがぐっとまとまりやすくなります。

照り焼きに最適なめんつゆ代用

照り焼きは、表面のツヤと甘辛い味が魅力の料理です。みりんを使うと、きれいな照りが出て、ごはんが進む味に仕上がります。

めんつゆで代用できないかと考える人も多いですが、そのままみりんの代わりに同じ量を入れてしまうと、味が濃くなりやすいので注意が必要です。めんつゆには、しょうゆ、だし、砂糖、みりん風調味料などがすでに入っていて、塩分も高めになっている商品が多いからです。

照り焼きにめんつゆを使うときは、「みりんを置きかえる」というより、「味付けをまとめて簡単にする」という感覚で使うと分かりやすくなります。例えば、鶏の照り焼きなら、次のような組み立て方があります。

  • めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2
  • 水大さじ2
  • 砂糖小さじ1〜1.5

水で少し薄めてから砂糖を足すことで、甘辛いタレを作りやすくなります。煮詰めていくと自然と照りも出てきます。

ただ、めんつゆにはだしの香りがしっかりあるので、レシピ通りにみりんとしょうゆで味付けしたときとは、香りや色が変わることがあります。よりシンプルな味を目指したい場合は、めんつゆではなく、日本酒としょうゆ、砂糖でまとめる方法のほうが、イメージに近づけやすいこともあります。

めんつゆを使うかどうかは、忙しい日や手早く作りたい日には「便利なショートカット」、時間に余裕がある日は「基本の調味料で丁寧に」と使い分けて考えるとよいでしょう。

白だしやめんつゆでの注意点

白だしやめんつゆは、とても便利な調味料です。だしとしょうゆ、甘味がバランスよく入っているので、これだけで味付けが決まることも多いです。

ただ、みりんの代用として考えるときには、いくつか注意しておきたい点があります。

白だしやめんつゆには、

  • 塩分が強めに入っている
  • 昆布やかつおなど、だしの香りがしっかりしている
  • 醤油の色がつく

といった特徴があります。そのため、みりんの量と同じだけ白だしやめんつゆを入れてしまうと、

  • かなりしょっぱい仕上がりになる
  • だしの香りが強く出て、元のレシピとは別物の味になる
  • 色が濃くなり、見た目の印象も変わる

という結果になりやすいです。

どうしても白だしやめんつゆを使いたい場合は、

  • レシピのみりんの1/3〜1/2くらいの量から試す
  • しょうゆや塩は最初から少なめにしておく
  • 必ず水やだしで薄めてから使う

といった工夫をすると、失敗を減らしやすくなります。

また、白だしやめんつゆは、アルコールをほとんど含まないものが多いとされています。そのため、みりんのような臭み消しや煮崩れ防止の働きは、あまり期待できません。魚の煮物や肉の煮込みに使うときは、別に少量の日本酒や料理酒を加えてあげると、仕上がりが落ち着きやすくなります。

白だしやめんつゆは、「みりんの代わり」というより、「味付け全体を簡単にする道具」として考えると、使い方をイメージしやすくなります。

スイーツで砂糖とみりんを併用

みりんは、甘辛い料理だけでなく、スイーツでも活躍します。大学いもやみたらし風のタレ、みりんプリンなど、砂糖だけでは出しにくい、やさしい甘さと照りを生かしたおやつもあります。

スイーツでみりんの代用を考えるときは、役割を分けて考えると整理しやすくなります。

  • 甘さの主役:砂糖
  • 香りやコク、照りを足す役:みりん(または代用品)

みりんがないときは、砂糖の量を少し増やしてもよいですが、「ただ甘さを増やしただけ」と感じる場合もあります。そのときは、

  • 砂糖に少量のはちみつをプラスしてコクを足す
  • バニラエッセンスやきな粉、ごまなど香りのある素材を加える
  • 仕上げに砂糖水を軽く煮詰めてからめて、照りを出す

といった工夫をすると、みりんがなくても満足感のある仕上がりに近づけやすくなります。

一方、本みりんをスイーツに使うときは、アルコールがふくまれていることを忘れないようにしたいです。ゼラチンで固めるデザートや、短時間だけ火を通すレシピでは、アルコールが残りやすいと説明されることがあります。

子ども向けやアルコールに弱い人向けのスイーツでは、

  • みりんを一度鍋で煮立たせて、アルコールを飛ばしてから使う
  • アルコールをほとんど含まない、みりん風調味料を検討する

といった方法もあります。甘さだけでなく、食べる人の体質や年齢にも目を向けて、おやつ作りを楽しみたいところです。

みりんの代用品を上手に使い分ける

  • みりん代用の考え方の基本は「甘味」と「お酒」を別々の調味料で用意し、組み合わせて近づけること
  • 日本酒と砂糖の組み合わせは、本みりんにかなり近い味と働きをねらえる、扱いやすい王道パターン
  • 料理酒を使うときは塩分が入っていることが多いので、しょうゆや塩の量を控えめにして全体の味を見ながら調整する
  • 砂糖だけの代用は甘さを足すことはできるものの、臭み消しや煮崩れ防止などアルコールの力までは補いきれない
  • はちみつを使った代用は、コクと照りが出やすい一方で、風味の強さや乳児には使えない点に気をつける必要がある
  • 白ワインを使う場合は、香りと酸味が強すぎないものを選び、和食に使うなら辛口寄りを少量から試すと安心感がある
  • 煮物では日本酒や料理酒をしっかり使い、砂糖やはちみつで甘さを足すことで、みりん入りに近いしみ込みとやさしい味に近づけやすい
  • 照り焼きでは、めんつゆをみりんの代わりというより簡単なタレ作りのベースと考え、水で薄めてから砂糖を足すとバランスが取りやすい
  • 白だしやめんつゆは塩分とだしの香りが強いので、そのままの量で置きかえず、少なめの量から試しながら、しょうゆや塩も控えめにする
  • スイーツでは砂糖をメインにし、みりんや代用品は「香りと照りのプラスアルファ」として少量だけ使うイメージで考えると失敗しにくい
  • 本みりん・みりん風調味料・発酵調味料はアルコールや塩分の有無が違うため、ラベルを見て料理の目的に合うものを選ぶことが大切になる
  • 代用品を使うときは、商品ごとの塩分量やアルコール度数の表示を確認し、体質や家族構成に合わせて量や使い方を決めると安心しやすい
  • 日本酒や料理酒を使ったみりんの代用は、下ゆでや香味野菜の活用とあわせることで、魚や肉の臭みをおさえた仕上がりにつなげやすい
  • 手持ちの調味料でみりんの代用をするときはいきなり分量通り入れず、少なめから味見をしながら少しずつ足していくと失敗がぐっと減る
  • いくつかのみりん代用のパターンを知っておくと、買い忘れやストック切れの日でも落ち着いて工夫でき、いつもの料理を気楽に楽しみやすくなる
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